憲法記念日だからこそ
今日5月3日は日本国憲法の施行を記念する国民の祝日だ。
戦後間もない1946年から今日に至るまで、憲法改正を巡り、改憲派や護憲派が議論を重ねてきた日でもある。
国の定めるものに対して無頓着な人間からしてみれば、ゴールデンウィークの一部にしか思っていない。
事実、僕自身も『今日は憲法記念日だ!』といって何か行動に移した事は過去35年間は一度もない。
2021年になり36歳を迎えた僕だが、今年はじめてそれらしい行動をとる運びとなった。
※憲法と法律は、そもそも別物ではあるが、【国のルールを定める。】という意味として今回は捉えさせて頂く事に。
戦後75年間、様々な議論がなされてきたが、良くも悪くも人間が作ったもの。
抜け道もあるし、矛盾だってある。
どちらかを立てると一方がへこむ構図は、一概に【こう。】だとは決め付ける事は出来ない。
そうでなければ、争いごとで揉めるような事は一切なくなり、裁判も弁護士も必要なくなる。
そんなわけがない。
それぞれに言い分があり、主義主張があるのが当然で、揉めて初めて理解することだって多いのである。
今回は『大麻使用罪』という法律、法案に対する事であるが、発言するのは自由なので声を大にして発信していこうと思います。
本題に入る前に、憲法と法律の違いに関して分かりやすい説明があったので紹介しておきます。
- 国民が国家を縛るのが憲法
- 国家が国民を縛るのが法律
なるほど、憲法記念日ではあるが、今回は法律について言及している。
言い過ぎかもしれないが、言及する自由は憲法に基づき認められているというわけ。
国家が国民を縛るように、国民も国家を縛っているのである。
・・・・とは言うものの、憲法も法律も決めているのはいわゆる『有識者』や一部の『偉い人』たちで庶民の出る幕など基本的にはないし、声が届く事もないと思っている。
それでも今回は言いたい事があるので声を上げてみようと思う。
何も言わなければゼロのままだが、声を上げておけば、共感者が集まり大きな力となる可能性だってあるわけだ。
どうなるのかは発信したら分かる事。
せっかくの憲法記念日である。
決して無礼講ではあるまいが、勇気を出して声を上げてみよう。
大麻使用罪の創設
今回引き合いに出すのは、新たな創設が噂されている『大麻使用罪』について。
僕は昨今の世界的な動きに賛同しており、大麻の合法化を支持しているタイプなので『議論するところが違う。』とすら思っているのだが、既に土俵に上がっているから仕方がない。
日本では『大麻の合法化』よりも『厳罰化』を進めているようだ。
【有識者】が集まって議論を重ねているらしいが、『ちょっと待てよ!』と思う節がある。
恐らくで恐縮だが、使用罪を創設する為の下準備や創設後引き起こりかねない問題についてだけを議論しているのではなかろうか。
それは【大麻使用の是非】つまり『合法化』を考慮した上での議論ではなく、大麻を使用した人間を取り締まるかどうかだけの議論だという事。
このままでは、合法化なんてもってのほかで、『罰するか罰しないか』の話し合いでしかないのである。
使用罪の創設をめぐる議論を始める前に、大麻使用の是非について議論し、世論調査なりを実施してみるのが筋ではなかろうか。
【ダメゼッタイ!】なのも分かるけど、もう少し寛容な見方を持って進めて頂きたいものだ。
賛否両論あるのが当たり前
このように【大麻使用罪の創設の是非】についてではなく、【大麻使用の是非】についてから始めていくのであれば、もっと国民の関心も出てくると思う。
若年層へのまん延防止の措置ということは、それだけ大麻が拡がってきているという事だが、裏を返せば、それだけ欲している人間が居るというわけだ。
国が懸念する程の拡がりをみせている今。
【大麻使用の是非】についての議論をするならば、若い方々も国のやる事に興味や関心を持つのではなかろうか。
それを一足飛びに【使用罪の創設の是非】を決めるというのであれば、『法律が変わるかも。偉いカシコが勝手に決める事。』という程度で何の関心も示す事はない。
関心を示さないという事は、興味がないという意味だけでなく、【自分の考えが反映される事はない。】という諦めの意味が含まれている事を忘れてはならない。
甘やかすわけではないが、『若い人たちも政治や国にもっと興味を持て!』だとか『選挙に来い!』などという前に、関心事をぶら下げるというのも大切ではなかろうか。
『自分の声なんか反映されない。』と半ば呆れ気味の日本では、声を上げること自体が馬鹿らしく、気概に溢れた人間は減っていく一方だ。
そんな国作りを無意識・無頓着に普段は行なっているくせに、我がの進退を決める大事な場面だけ『○○をします!清き一票を!』では話にならんだろ。
承認の判子が沢山必要なのも分かるし、諸問題が溢れすぎているのも分かるのだが、もう少し国民を【国づくり】に参加させてやってもいいんじゃねぇか。
一度決まった事は後世まで受け継がれ、ひっくり返す事は容易ではない。
- 離婚時の親権は選べるが、その後の親権はそう簡単には変えられない。
例えが雑かもしれないが、そういう事である。
合法化についての議論はもう済んでいるのかもしれないが、まだ済んでいないとしても、今回【使用罪の創設】が決まった時点で合法化の芽はほぼ無くなるものだと考えていいと思う。
この流れはあり得ないだろ。
大麻使用罪の創設→大麻の合法化
普通に考えたらこの流れで進んでいくだろう。
大麻合法化の是非
→可決→合法化
or
→否決→非合法→使用罪の創設
使用罪の創設の是非を議論している時点で、大麻の合法化は否決されているという事なのだ。
この辺り、合法化を推奨し声を上げている人間は気が付いているのだろうか。
HIPHOPと大麻の関係性
特に大麻と密接な関係があると言われているHIPHOPやレゲエといったいわゆるレベルミュージックに興じる人間であるならば、何か発信していくべきなのである。
2021年5月3日現在。それについて触れているラッパーやDJは少なくて、語ってはいるものの曲にしているような人間は皆無だった。
『そんなだから世間から馬鹿にされてしまうんだよ。』とすら思っている。
ましてやバトルMCなんかはもっと口撃せぇよ!と思うわけ。
みんなの声をユーモアや皮肉たっぷりに表現するのがアーティストじゃねぇのかよ。
大麻使用罪の創設はラッパーたるものふれておくべき話題のトピック
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いつまでも『のし上がるぜ!』だとか『一般人が寝てる間に金を稼ぐぜ!』だとか『大麻吸ってブリブリでパーティー最高!』だとか言ってねぇでさ。
自慢や比較をする気はないが一応言っておく。
悪いがリーマンの俺ですら君か君以上には働いているぞ。
しかも会社の指示ではなく自分の意志でだ。
そして年間数億程度ながらも継続して売上を上げている。
わざわざ『のし上がるぜ!』などと言うまでもなく積み上げているのだ。
横繋がりで天下を取ったつもりでいるようだけど、ちいせぇよ。
根性は据わり、確かなスキルを持っているのだからさ、小さな枠でこじんまりとしていないで大きな世界に飛び出していってほしいものである。
『大麻使用罪の創設』については良いテーマじゃないか。
僕は今回、使用罪創設の話を大麻使用の話にすり替えて、合法化によって国益を得ようと声を上げてみた。
バース3番は白紙なので、君のライムで完成させてくれたらこれ幸い。
批判するぐらいなら声を上げてくれ。
議論のきっかけとなればそれでいいだろ。
届くかどうかは知らねぇし、いちラッパーの戯言に過ぎないが、発信する事が無意味なんて事はねぇ。
これをきっかけに世論が動くかもしれないし、分からないよ。
賛否両論あるだろうが、思う事があるなら声にして教えてくれよ。
・・・ちなみに僕は僕の考えをラップにして押し付けているだけなので、議論をする気もないし『国を動かしてやるぜ!』なんていう大義も大志もない。
国のルールが変わろうが国民として遵守していくだけなので悪しからず。
とりあえず本日投下!
【It's ZAI タイマシヨウザイ -Gyalan 4 L.S.G- 】
お楽しみに。
ギャランでした。
本記事の執筆者は私、ギャランです。
中学受験・高校留年・就職・起業・出戻・結婚・離婚・再婚・愛娘の死・個人民事再生・不妊治療etc...
経験してから我がを知る。
バカは死ななきゃ直らない。なってみやがれこのバカに。
『パパの子どもで良かったな!』
いつまでもこう言われ続ける親父を目指しています。
オリジナルレイクスタとは僕の事。