思いつきの行動
もちろん取り組む内容によるのだが、考えてから動くよりも、動きながら考えるのが正解だったというのはよくある。
分かりやすく言えば、考えた末に『よし行くか!』と行動を起こしている間に、動きながら考えている奴ははるか先を行ってしまっているよ!っていう事。
さっさと取り掛かり、先に押さえなければならない案件は、一歩目のスピードが何よりも肝心なのだ。
考えてばかりで初動が遅れてしまえば、案件は取れないわ、考えた時間は無駄になるわでまさに泣きっ面に蜂の状態へ。
細かいことは後にして即行動を起こす。
成功への近道の一つだと思います。
このように【思いつき】で行動するのがずば抜けてイイように聞こえているが、もう少し考えてみよう。
ふと立ち止まって本質について考えた時に辿り着いたのはこんな答えだった。
思いついた事を動きながら考えていくなんてチャレンジは【自分が動く場合】のみにまずは留めておくこと。
確かにさっさと行動に移して実践していけば、成功する可能性は高まるのだろうが、だからといって人に押し付けるのは良くないものだと感じた始めたわけである。
人を動かすのであれば、もう少し考えた上で内容を発表し、同意、協力を得られてようやく【あとはやりながら考えよう!】としていくのが賢明だ。
自分にとっては最高のアイデアだろうが、他人にとっては【程度の低いもの】なんてことはよくある。
その程度の思いつきなんぞで人を巻き込もうなど、他人からすれば『じゃあまず自分でやれば?』と思われるだけなのである。
主従関係や力関係によって『自分でやれば?』が言えない場合を考慮すれば、行き違いの数は想像以上。
こんなものを無理強いしてしまうと、後の大問題に発展する可能性だけを高めるのがオチ。
人の協力を得ようとするならば、もう少し考えてから、相談の上、協力してもらった方がよほど効果が発揮されると思うのだ、
思いつきの意見を他人に喋っている時は【閃いた!】という高ぶりも相まって流暢に気持ちよく喋ってしまいがちだが、ここに落とし穴がある。
『俺の思いついた事すげぇ!』なんていう具合に気持ちよく喋っている人を見かけたなら試しに反対意見を述べてみるといい。
実績に基づく数字から根拠を説明しようが、論理的な解説を交えた意見だろうが、キレ気味にこう返される事だろう。
『そんなもんやってみないと分からないだろ!』
考えが浅はかであればあるほど、キレ度は高いはずだ。
失敗するのが明らかに目に見えている場合は、早めに退くのも、戦略のうち。
こういうのに気が付いていない【思いつきマン】は後を絶たない。
貴方は大丈夫ですか?
もちろんリスクを背負ってチャレンジする事は大切だし、危険を承知で立ち向かうのも重要だ。
だけど人を巻き込んで迷惑をかけてはならない。
誰かの協力を望むのであれば絶対に忘れてはならないスピリットである。
ブレない心
前述した事を意識していけば、自分の思いつきを人に押し付ける事は無くなるかもしれないが、押し付けられた時はどうするべきか。
その対処方法について考えてみよう。
冷静に考えると、そもそもこういった巻き込まれの思いつき案件の場合は、後に続くようなことはそう多くは無い。
なので、考えの浅い思いつきに対して『一緒に何かしよう。』なんて思う必要もないし、深く考える必要もない。
ましてや調子づいて『いいすね!やりましょう!』なんて言うのはもってのほか。
かといって、教えてもらった思いつきは無下にはしない事。
『こういう考え方もあるのか。』とヒントにしておくと後で役立つ事もある。
思いつき案件に関係なく、自分の信念をブレさせずに情報として吸収しておく事は、我がの精進の為には欠かすわけにはいかない。
『ブレない心』に柔軟性を持つ事が出来れば『しょうもない』思いつき案件を押し付けられたとしても堂々と立ち回る事ができるだろう。
反対に言えば、こういった『ブレない心』をもった人間の思いつき案件というのは、とても思いつきだとは思えないほど、高いクオリティだったりする。
ブレない心を持つ事は、思いつきを受ける側としても、発信する側としても優秀な場合が多いのである。
※我が強すぎる頑固野郎とはまた別の話・・・悪しからず。

断る勇気
これができるようになれば、もっとこの先が明るくなる。
僕は最近このように感じている。
虚勢を張って仕事を取ってくる事も大切だが、出来もしないことを大見栄切って引き受け【すぎる】のは問題だ。
【思いつきマン】に巻き込まれかけた時なんかは、ちゃんとはじめに断るのが大切で、調子よく相槌を打っていたら、訳の分からない事まで参加する羽目になる。
そんな訳の分からない事をするぐらいなら【自分の思いつき】にチャレンジしている方がよっぽど有益であろう。
【付き合う人間を選び、二つ返事で引き受けない。】
決してイイ奴ではないけれど、我が道を歩む為だと思えば、心はグッと軽くなる。
- 断って怒られるのはその時だけ。
- 引き受けて怒られるのは、失敗している間ずっと。
どちらが利口で有意義か・・・・我がブログの読者様には聞くまでもない話であろう。
気にしない後ろ指
取捨選択の実権を自ら握り、我が道を歩む為には、八方美人では居てられない。
必ず後ろ指を指される時期がある。
だけど、自分の信念に基づく行動や目標の達成の為には、こんなものを気にしていては始まらない。
嫌われようが、どう思われようが、貫けばいいのである。
自分の領域を侵すような問題であればなおさらだ。
・・・こう考えると冒頭で話していた、【まずは巻き込まず、自分で動く時だけ!】というのは無視していいのかもしれない。
・・・・いや、根本的に嫌われるような動きとこれはまた別の話・・・・だな。
やっぱ撤回しておきます。
周りを気にして生きるのも辛いかもしれないが、我が道を歩むのも辛いもの。
『違う』と思う事ややりたくない事があるのなら、反対意見なぞ気にも留めずに貫き通すしてみようじゃないか。
その結果の責任は【全て自分にある】ということだけは忘れてはならない。
常にポジティブに
一見喧嘩腰な姿勢を示してしまっているが、そんな事はない。

超ポジティブ。
勘違いされた人がいたらごめんなさい。
切り替えて下さいまし。
当たり前の人付き合いを忘れてしまったらそれはただの【一匹狼】
こうならずに信念を固めていく為には、人の話に耳を傾け、よく聞く事。
話しの中から、大切なポイントやヒントを見出していけば、よりその信念は深いものになる。
気分がポジティブとかじゃなく考え方をポジティブに。
意識して自分の考えを固めていく。
ブレない心はこうやって作られていくのではなかろうか。
ギャランでした。
本記事の執筆者は私、ギャランです。
言わずと知れた芸能人より芸能人。
中学受験・高校留年・就職・起業・出戻・結婚・離婚・再婚・愛娘の死・個人民事再生・不妊治療etc...
経験してから我がを知る。
バカは死ななきゃ直らない。なってみやがれこのバカに。
『パパの子どもで良かったな!』
いつまでもこう言われ続ける親父を目指しています。
オリジナルレイクスタとは僕の事。