書評まえがき ※ネタバレ注意

本記事は、「ユダヤの商人 世界経済を動かす」著者 藤田 田(デンと発音して下さい。)氏の本について掘り下げています。
既に読まれた方が多いかと存じますが、あくまで自分自身の経済的発展と人間的成長。
つまりお金に慕われる人間になる為に、本書に書かれたお金儲けのノウハウと哲学を、自分の場合と置き換えながら頭に叩き込み、見直し実践していく為に書き綴っています。
藤田 田氏の言葉と私ギャランの解釈が入り乱れておりますので、まだ読んでいない方や、無駄な考えが不必要な場合は、本記事は読まずにオリジナルをお買い求め下さい。
カバー新訂されたものが発売されていますし、中古品なら当時のものも手に入るかと。
もちろん電子書籍で手に入れる事もできますので悪しからず。
国籍様々なユダヤ民族
戦後の日本の経済成長は素晴らしいことだが、日本をここまで育ててくれたのはユダヤ人だという。
ユダヤ人のバイヤーたちが、日本から品物を買ってくれたおかげで日本にドルが貯まり豊かになっていった。
日本の品物を何故買ってくれたのか?
というところにスポットライトを当てたいところだが、今回は違う。
そんな戦後の日本の発展を支えてくれたユダヤ人とは一体何者なのか。
ユダヤの商法を学び、掘り下げている以上知っておかなければならない事なのである。
ユダヤ人といっても国籍は様々で、鋭いワシ鼻と二千年間迫害された歴史をもつ、ひとつの民族の事を指していると藤田 田氏は教えてくれている。
現代のIT、ハイテク産業をけん引し、世界で最も進んでいると言われているイスラエルという国の人の事だけではなく、アメリカ人もスイス人もいるという。
褐色の肌をしたシリア人にもまたユダヤ民族が存在しているのだという。
定義が細分化されているので、ウィキペディアの情報を参照し、理解を深めてみるのもひとつの方法だ。
念のためにリンクを貼っておきます。「ユダヤ人 - Wikipedia」
著名なユダヤ人たち
本書「ユダヤの商法」で挙げられている著名なユダヤ人は5名。
- ピカソ
- ベートーベン
- アインシュタイン
- マルクス
- イエス・キリスト
思いつくまま挙げただけで・・・と藤田 田氏が語っている通り、現代まで時間を進めるととんでもない方々のお名前が連なる事を知る事が出来る。
映画界で言えば、
- ワーナー・ブラザーズ
- ウィリアム・フォックス氏
- スティーヴン・スピルバーグ氏
- ユニバーサルスタジオのカール・レムリ氏
各界で名前を挙げて見ると、
- オラクル・コーポレーションの共同設立者ラリー・エリソン氏
- マネジメントの父と称される経営学者ピーター・ドラッカー氏
- Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏
- Google創業者のラリー・ペイジ氏
- スターバックスのハワード・シュルツ氏
- 通信社ロイターの創業者ポール・ジュリアス・ロイター氏
- マクドナルドの創業者レイ・クロック氏
挙げだしたら本当にキリがない。
写真でお顔を拝見してみると、藤田 田氏の言うユダヤ人の顔の印象もどことなくは理解できるはずだ。
- 歴史上の重大な発見や、不朽の名作。
- 誰もが知るあの会社の創業者。
音楽家や芸術家。文化人や経営者に至るまで、たくさんの著名人を輩出しているのだ。
世界を牛耳り君臨しているといっても過言でもないユダヤ人。
その横繋がりも強固なものだという。
そんなユダヤ人たちに「銀座のユダヤ人」と言わしめたという、著者である藤田 田氏。
本書からユダヤ商法を学ぶ事に、間違いはないだろう。
余談だが、シェルター普及率が100%とも言われている国がイスラエル。
イスラエルには多くのユダヤ人が・・・。
50年前の本書を参考に、少しでも彼らの考え方を学び、理解する為にしているこの掘り下げという行為。
これからの時代を生き抜く為の地力を養うものだと信じている。
ありがとう藤田 田さん。そしてユダヤ人さんたちとその歴史。
日本という島国から、あなた方の考え方を大切にし、実践してまいります。

神の子キリストもユダヤ人
イエス・キリストはユダヤ人で、そのキリストの命を奪ったのもユダヤ人だという。
本書の中ではこのように記されている。
ユダヤ人が信仰するユダヤ教は、ひとつの神しか認めない。
ましてや「神の子」など、存在するはずはない。
だから、ユダヤ人は自らを「神の子」と称したキリストを認めなかっただけだ。「ユダヤ人がユダヤ人を処刑して、そのために世界中の人々から二千年も迫害され続けた。
こんなバカな話がありますか。キリストの処刑は、我々とはなんの関係もないし、世界の人々とも関係のないことですよ。」こと、キリストのこととなると、ユダヤ人はこうやってボヤくのである。
自由世界のシンボルのキリストがユダヤ人であれば、共産主義の「神様」マルクスもユダヤ人である。
「資本主義と共産主義のにらみ合いも、いってみれば、二人のユダヤ人の思想の対立にすぎません。どちらもわれわれの同胞ですよ。」
米ソがにらみ合うたびに、ユダヤ人はこうやって熱い関係に水をさす。
出典:P25.世界をリードするユダヤ人群像
僕は、政治的な事や、宗教的な事に嘴を挟む気はないし、藤田 田氏の本書を読んだに過ぎない愚か者だ。
これについて議論や意見を述べる気はないので、本章はこの辺りで終わりにしたいと思う。
欧米の名だたる商人の大半がユダヤ人であるという事実。
藤田 田氏が「世界の支配者」と銘打った本章で言いたかったこと。
世界の財界のナンバーワンであるロスチャイルド家を筆頭に、名前を連ねる著名人たち。
いずれもユダヤ人だというこの事実。
藤田 田氏は「貿易商」と括っていたが、欧米で商売をしようとすれば、世界を支配しているユダヤ人を窓口とする以外にない。
それは、好むと好まざるとには関わらないという。
50年前に著者が感じた事であろうが、実情は現代でもそう大差はないだろう。
日本の良品を世界に発信しようと、最近アリババに着手し始めた僕。
心して掛からなくてはいけない。
いつか近いうちに出会うであろう本物のユダヤ人に「認められる」為には、まだまだ勉強も実践も到底及んでいない。
- うだうだと落ち込み尻込みしている場合ではないのだ。
- シャキッと背筋を伸ばし邁進していこうではないか。
誇りなんていう安っぽい言い方はとてもできないが、ユダヤ人に対して藤田 田さんが築き上げた日本人としての何か。
ユダヤ人に怒られるかもしれないが、僕も同じ人間だ。
もう既に始まっている。いざ会うその日まで。そしてそれからも
ギャランでした。
-
藤田 田「ユダヤの商法 世界経済を動かす」目次まとめ 書評と自己分析と解釈。
KKベストセラーズ「ユダヤの商法」 著者である藤田 田氏(デンと発音して下さい)に魅せられて、本気で金儲けを志そうというのであれば抑えておくべき良書。 カバー改訂を重ねながら、今や発行部数100万部を ...
続きを見る
本記事の執筆者は私、ギャランです。
言わずと知れた芸能人より芸能人。
中学受験・高校留年・就職・起業・出戻・結婚・離婚・再婚・愛娘の死・個人民事再生・不妊治療etc...
経験してから我がを知る。
バカは死ななきゃ直らない。なってみやがれこのバカに。
『パパの子どもで良かったな!』
いつまでもこう言われ続ける親父を目指しています。
オリジナルレイクスタとは僕の事。