人工授精(AIH)への疑惑
健気に通院を続けて今回で4回目の人工授精(AIH)を施術することに。
通っている木下レディースクリニックでは、合計6回まで人工授精(AIH)を行なってくれるという。
7回目以降は、このままタイミング療法を続けるか、体外受精を検討するという流れだ。
見慣れた同意書に署名、捺印をして病院へ持ち込む。

予約していた受付を済まし主治医の診察を受ける。
人工授精(AIH)までの流れは下記の通り。
- 本人確認
- 卵胞計測を実施する。(痛みを伴う)
- 排卵予定日を確定する。
- 予定日に併せて次回の予約を取る。
【人工授精(AIH)とは】
人工授精とは、精子を洗浄濃縮して元気な精子たちを選び、カテーテルを用いて子宮内に注入する治療法です。
夫婦生活の場合の精子のスタート地点は膣内ですが、人工授精では子宮の奥になりますので、卵子の目指す旅の距離は、およそ半分になります。
【こんな二人に適応】
木下レディースクリニック 一般不妊治療 治療法2より
・運動精子が少ない(乏精子症)
・運動精子の割合が低い(精子無力症)
・抗精子抗体陽性
・性交後検査結果不良症例
・適切な性交ができない場合
・原因不明で長期治療している場合
今回は月曜日に、人工授精を行なうことになったので、僕の精子を保存容器に入れて病院へ持ち込むことになった。

嫁はんの膣内へカテーテルを用いて僕の精子を入れたあとにHCGというホルモン注射を打って排卵を促すという。
当然嫁はんには、痛みが伴う施術である。
野郎の僕にできる事はないので、祈りを捧げることしか出来ないのが現状だ。
- 痛みの少ないように施術して下さい。
- 赤ちゃんが授かれますように。
今回は人工授精を行なうことができたが、排卵日の予定が都合で合わなかったり、休診日と重なった場合は、タイミング療法を選択する事となる。
タイミング療法を選択した場合は、その日にうちにホルモン注射のHCGを打って排卵を促す。
約36時間以内にタイミングを計り性交を行なっていくというわけだ。
快楽や欲望ではなく、本当の意味で子作りを行なうというわけ。
かといって僕たちの場合作業的にそれを行なってはいないというのは幸せなんだと思っている。
【タイミング療法とは】
タイミング法とは、排卵日の予測をするのが自分では難しい場合に、夫婦生活のタイミングを指導していく治療法です。
条件をクリアしており、妊娠を非常に急がなければいけない事情がなければ、もっともお二人にとって負担の少ないタイミング療法からスタートすることができます。生理不順の方、結婚後なかなか妊娠とならない方には、排卵障害が原因の場合もございます。
【こんな二人に適応】
木下レディースクリニック 一般不妊治療 治療法1より
・生理不順の方
・夫婦生活をいつ取ればいいかわからない方
一般的に、人工授精に成功する患者の90%以上が、4回から6回目の施術で希望を叶えているというのを、どこかのサイトで見聞きしたが実際はどうなるのだろう。
これまでの事や、身体の状態によって異なるだろうが、まさに4回目に差し掛かった今。
若干の疑惑を感じているものの、真摯に治療を受けるしか今のところ道がないのである。
負担が掛かっているのは変らず嫁はんの身体。
そして精神的にも追い詰められていくことだろう。
子どもというのは、神様からの贈り物というのはよく言ったもので、自然に近い形での妊活に取り組む僕たちには、これ以上成す術がないわけである。
4回目の人工授精となれば
疑った目を病院に向けてしまうと気持ちが沈んでしまう。
1回目の人工授精で赤ちゃんを授かることに成功した夫婦もおられるのだろうが、上記の一般的な統計でいえば、10組に1組の計算になる。
しかも、1回から3回目でこれだ。

お医者さんさぁ・・・・商業的にやってんじゃねぇの?
病院だってビジネスナなのだ、知識の乏しい素人を食い物にするのはお手のものというわけ。
やたら書かせる同意書に悪意すら感じるようになってしまう。
結局は、自分たちを守るために完全に整備された書類に署名、捺印させているんじゃねぇのか。
普通に考えれば、妊活における不妊治療というデリケートな問題なので、徹底しているだけだと思える。
しかし『成果が上がらない』ってんじゃ疑う気持ちが出てしまうのも当然なのだ。
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4回目、5回目、6回目と回数を重ねていき結果、希望を叶える事ができたら『ありがとうございます!』に変わるわけ。
これまでの疑惑は晴れて、結果を出す良い病院と評価してしまう・・・。
子ども授かるということは、『神様からの贈りもの』『天からの授かりもの』と言われているが、まさかこの言葉を盾にして患者と向き合ってんじゃねぇだろうな。
こんなことを場末のブログサイトといえ書き込んでいるのは問題かもしれないが、患者家族の素直な気持ちなのである。
マイクロソートでの産み分けを併せて実施していたとしたら、恐ろしい金額となるのは言うまでもない。
僕たち夫婦の場合、お互いの身体にどこかしら問題があるわけだが、世知辛い現実だろうが、祈り行動を起こすしか方法がないわけである。
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体外受精も視野に入れる
乗りかかった船というには問題はデリケートだが直面しているのが現実だ。
まんまと人工授精(AIH)→体外受精のフルコースの道を辿りつつある。
以前は、体外受精についての勉強会が開催されており、知識を深めることができたらしいが、コロナ禍の今ではビデオによるセミナーを実施しているという。
受診、実施の是非は問わずとも、知見を広げるチャンスなので受けてみようと思う。
えらい余裕だね!?・・・いやただ、おいそれと支払う金がねぇって話。
嫁はんの身体への負担や心配。不安というのはもちろんあるけれど、なによりも先立つものが・・・って話。
金が唸っているなら最善の策を順番に取ることが出来るが、今はちょうどお金の事で失敗して清算中なのだ。
シビアな現実ではあるが乗り越えていくしかないだろう。お金は後からついていく・・・これはまた別の話。
家族の希望といえど、保険外の治療を続け、日本の少子化問題に貢献しようとしている僕たちみたいな家庭にもう少し救いの手を差し伸べてくれてもよいのではないだろうか。
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その為になにより効果的なのは、実弾(現金)以外に考えられない。
お金目当てに最低の行為をする者が現れる可能性は懸念されるが、一部のそういった輩よりも、心から子宝を願っている家族が多いことを忘れないで欲しい。
偉い政治家の先生たちも、レディースクリニックの雰囲気を、お忍びで見に行って感じてきたらいいと思う。
どこかに漂う『男、子ども禁制の雰囲気』それぞれの事情が知る由もないが、みんな真剣に悩み、解決の糸口を辿っているのだ。
これからの日本を担う、若い世代の事を考えている最前線がここにある。
レディースクリニック、産婦人科といった新たな命の誕生に関わる現場に『孫の出来たおじいちゃん』の感覚ではなく、これからの国の事を考える人間として出向いて欲しいものだ。

ちょっと脱線 お金の考え方
金持ちの感覚に支配された政治家は、『お金が渡ればいい』『お金・・・渡しただろ。』って結果論だけでものを言ってくる。
そうじゃないんだよ。
実際に起きた僕の場合で考えてみよう。
随分前にあてのならない給料の話をされたことがある。
ちなみに、給料はこれ以上減額されたらマズイという状況。
尚且つ毎月の給料以外に払うといっている金については、ちゃんと支払うのかすら怪しい人間からの提案。
- 毎月の給料は減額するが、減額分を先に渡す。
- 毎月の給料は減額し、歩合制で渡していく。
- 毎月の給料は減額せずに、賞与は業績に応じて渡す。
金持ちのバカは、①と②を推奨する。
家計をやりくりしている人間は③を希望するというわけ。
①と②を推奨していた人間のうち、話しやすいバカに照準を絞り聞き返した。
『それは金持ちの考え方だ。』
100万円もらっているやつが、半分になったところで、請求書の支払いが出来るのであれば、暮らしてはいけるだろう。
僕は家計を管理している。そして暮らしは既にカツカツの状態だ。そんな人間が支払われるか分からない金をアテになんか出来るか。
あとから賞与でもらえばいいとか、貴方はいいますね。
『毎月の給料は15万円になった。その代わり、年度末のインセンティブで貰うから。』
こんな条件を家計を管理している嫁はんに言って安心して飲み込んでくれると思いますか?
貴方は僕にこんな提案をしているのだ。
僕が、副業で唸るほどの金を掴んでいるなら『それでいいよ!』ってきっと言うだろう。
だけど、それは僕が、暮らしていくだけの金を別で掴むことが出来るからであって、そうじゃない奴に対して同じような事を僕は言えないのである。
貴方は僕にそれをさせようとしているのだ。飲めるわけがないだろう。
こんな話を頻繁にしてくるから、僕は会社への信用を失ってきているのである。
ここで何かを作り、積み上げるぐらいなら自分でやったほうがマシ。
こう考えるのが普通でしょう。
なので、気付くのが遅くなったけど、僕はようやくそういう行動を開始したのです。
15万であとからインセンティブ?
余裕が出てきたら、自分が思う『15万円の分の仕事』しかしなくなるって。
貴方はこういう事を推奨してしまっていることに気がついてもいない。
それでいいのか本当に。
数字だけでものをいって、それまでの過程や功績はみようとしない。
ならば、周りが苦しんでいようが、数字をひたすらあげていれば良かったんじゃないか、
あなた方は、僕が数字をひたすら伸ばしている時期には僕にこう言ったよね。
『周りの顔は見れているのか?』『そんな仕事のやり方は辞めてしまえ』ってね。
すみませんが、訳が分かりません。
・・・返す言葉がない話しやすいバカ。
庶民感覚を忘れた元貧乏人ほど勘違いしてこうなっていくのが良く分かる事例である。
最後は、僕の腹心から『どこまでいってもリーマンだから・・・』っていう寂しい飲み込みを提案され納得させたわけである。
※結果どうなったって?
なんかおかしいなと感じた僕は、数字にうるさいと自信満々のバカたちがみていた貸借対照表を見せてもらって2秒で間違いに気がついた。
流動経費の部分に、全て同じ数字が入ってやがるの。
結果、純利で340万円近くの上方修正。
その部署で起きたこの問題は、なかったことになりましたとさ・・・。
不妊治療の費用は大問題
このようにあと3回の人工授精(AIH)を試みる僕たちでありますが、実らなかった場合は、体外受精を視野にいれなければならない。
とにかくお金が掛かるのだ。
精神的、金銭的に追い詰められて尚も『授かりもの』の枠から出られないのが不妊治療。
頼るべく国も『金持ち病』に冒されている。
どうにかならないものかと、思っている中朗報が・・・。
とりあえずの所得制限の撤廃。
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妊活・不妊治療の助成金が730万円以上の世帯でも補助される所得制限撤廃の方針を検討中。(2021年4月から実施予定)
2回目の人工授精を終えてこれまで掛かった費用。 1回目の人工授精で懐妊ならなかった為、2回目の人工授精を行ないました。これまでかかった費用は、約22万円。 人工授精以外にも、夫婦両名の初診から始まり、 ...
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ありがたい話ではあるが、もっと効果的な方法があるだろう。
無償化とは言わないが、担い手の事を考えるのであれば、実弾(現金)を用いた策を講じて欲しいものである。
もちろん子ども嫌いや独身の人たちにとっては、そんなもんで税金を使うな!って話なのかもしれないが・・・。
問題は簡単ではない。
やっぱ自分で稼いでやるしかねぇな。
ギャランでした。
本記事の執筆者は私、ギャランです。
言わずと知れた芸能人より芸能人。
中学受験・高校留年・就職・起業・出戻・結婚・離婚・再婚・愛娘の死・個人民事再生・不妊治療etc...
経験してから我がを知る。
バカは死ななきゃ直らない。なってみやがれこのバカに。
『パパの子どもで良かったな!』
いつまでもこう言われ続ける親父を目指しています。
オリジナルレイクスタとは僕の事。