臨機応変のつもりが場当たり的に。
状況に対応する。
ソプラノズだったかな、海外ドラマか映画でこのセリフを聞いて一発で好きになった言葉。
仲間と何かの計画を立てている時。
綿密なプランを話し込んだ最後に『あとは状況に対応する。』といって実行に移る。
確かこんなシーンだった。
計画が、成功したのか失敗したのかさえ忘れてしまっている僕。
言葉の方が印象深くて内容を覚えていない。
情けない話でごめんなさい。
映画の回想ではないので、成功の是非はどちらでもいいのだが、置き換えて紐解くと結構面白い。
結果は、言葉通り『状況にどう対応したのか?』で決まるという事。
何か壁にぶつかった時や問題が発生したとき。
- その場しのぎの事だったのか。
- 場当たり的に物事を行なってしまったか。
- それとも臨機応変に対応できたのか。
臨機応変というのは、物事を振り返って感じる事で、前もって口に出すにはそれなりの経験が必要になる。
- この時は、こう処理する。
- こうきたらああする。
- ああきたらこう対応する。
とっさの判断で機転を利かせて問題や壁を乗り越えていくことが臨機応変な対応だ。
ゴタクを並べてその場しのぎの言い訳をしているようでは場当たり的と言われても仕方がない。
時には、適当な事を言ってごまかす事も大切ではあるが、あとで後悔する事の方が多い。
状況に対応するというのは、その場に応じて適切な判断を下し実行するという事だ。
経験に基づく応用力
あの時こうしていたら良かったな。
あの時の判断、間違っていたな。
こうやって失敗したことを振り返りながら次に生かすようにする。
失敗は成功の母というのは、失敗のおかげで成功を生み出すという事だ。
反省無くして発展はしない。
何度も経験を重ね、成功も失敗もよく覚えておく。
過去の場面も思い出しながら、物事に対応していく。
感じた事や成功体験、失敗談と重ねる事で、次にどのような事が起こりうるのかが想像できるようになる。
もちろん想像の域を超えて規格外の場面に出くわす事もあるがそれは経験として肥やしにする。
その場は辛い思いをすることがあるかもしれないが、それ自体は気にしないべき。
それよりも、『どうしてそうなったのか。』を考える事に全集中した方が自分の為になる。
オリジナルは基本を押さえてこそ発揮するもので、基本が出来ていない奴が個性を出したり、持論を展開したところでなかなか通じないものだ。
基本というのは、経験したかどうかという事。
机上の理論が、実践で役立つ事なんてそう多くはないだろう。
- 応用が利く人間は基本ができている。
- 基本ができている人間は、経験をしてきている。
理論や理屈だけでなく実際に体験し、感じているのである。
経験する事に意味があるので失敗を恐れずに物事にぶち当たってみる事だ。
失敗を恐れずに・・・というのは、何も当たって砕けろ。という意味ではない。
ましてや特攻せよ!なんていう精神論でもない。
失敗したとしても、『恐れず振り返るんだぞ!』という事。
捉え方を変えるだけで、基礎力が身に付いていく。
結果、何かの際に気の利いた応用力を発揮することができるのだ。
状況に対応する為の先読み術
基本を学び応用力が身に付いたところでまだ足りない。
次に起こる事を先読みし想像していかなくてはその場しのぎになってしまうのだ。
言い訳をしたせいで、辻褄が合わなくなったり、こっちで消費したせいであっちの分が不足したりと、後々後悔する事は意外と多い。
これも経験だと一括りにしてしまえば話は終わってしまうが、どれだけ先を読む事が出来るのかというのは、とても重要だ。
半歩先ぐらいからでもいいので、未来を想像してみる事。
こうすることでその先に大きな違いが出てくるのだ。
角度の違いで同じ距離でも開きに大きな差が生まれるのと同じ事。
30度と45度では、先端の高さが違うでしょ。
この差を埋めるのはなかなか難しいものだ。
先にどこで着地するのか想像しておく。
これだけでいざ着地したところが理想に近いのかどうかが変わってくるものだ。
いつでも急なトラブルは起こりえるのだから、少し先でもいい。
想像するに越した事はない。
少し先を想像してみる。
例えば、高いところからジャンプしてみる事を想像してみよう。
ここから飛び降りたら実際のところどうなるかな?
成功してどうなるか。
- わずかだが時間の短縮ができた。
- 純粋に楽しかった。
- スリルを味わえた。
- 拍手喝采を浴びた。
失敗したらどうなるのか。
- 足を怪我したり骨折する羽目に。
- 下手したら入院する事に。
- ひどい場合は松葉杖や車いす。
- もっと考えれば・・・・。
さぁどうする。本当に飛び降りるのか?
失敗を恐れずに、チャレンジし達成してきた偉人達がいる。
しかし偉人達がいきなり大ジャンプを決めたのかといえば、そうではないだろうよ。
『あの大ジャンプを決めるため。』
こんな風に先を読んで、小さなところから飛び始めていったことだろう。
『こうなりたい。こうでありたい。』と願い思うのであれば、この先どう行動するか。
意識が変われば行動が変わる。
当然、努力の矛先も変わる事だろう。これが先読み術の神髄だ。
ラッキー、マグレでは認められない本物の世界。
先を読むとは、初動だけのことではなく、未来の自分を想像する事も含まれているのである。
計算してこそ危機回避
先読み術を身につけるように努力していくと自然と計算をするようになる。
上手くいっているあいつは、一見、感覚を頼りに行動しているように見えるが、実は緻密な計算に基づいて行われているのだ。
- ここからあそこまで走って数十秒。あそこまでいったら数分かかるな。
- 自分でこれなら、あいつならどうだ・・・。
先を読んだ道筋に、計算を加え、より実践的に考えるのだ。
結果、成功確率も上がるし、危機回避にも繋がるわけである。
以前流行った言葉で言えば『想定内』
見栄やハッタリのパターンもあるが、少なからず、計算した数字の上に行動していたという事だ。
想定外となり大変な思いをする場合もあるが、想定内のうちに幕引き出来れば傷も浅い事だろう。
何も考えずに『気が付いたら泥沼』これが最悪のパターンだ。
こんな場面に出くわさないためには、先を読んだ上で、計算していくことが重要なのである。
誠意と真心を込める。
最後は何事も誠心誠意本気で全力で向き合う事。
これが何よりも肝心で、『状況に対応する。』を成功させる最重要ポイントである。
適当にやっているようでは、ラッキーは続かないし、成功は掴めない。
これまでの事を振り返るという事は、真っ直ぐに向き合う事と同じ意味を持つ。
過去は、何事も真摯に受け止める事が大切だ。
- 臨機応変に対応する。
→その場に応じて適切な判断を下し実行する。 - 基礎を学ぶために経験を積む。
→基本ができてこそ応用することができる。 - 成功と失敗の明暗を分ける先読み術。
→初動が肝心だが、少し先にいる未来の自分も想像しておく。 - 危機回避の為の緻密な計算。
→数値に落とし込む事で、現在地と引き際、攻め際が見えてくる。
これらを順番に真剣に考え実行していくのだ。
それも一瞬のうちに。
瞬時に判断を下せてこそ、状況に対応できているのである。

めっちゃ難しいやんけ!
でもカッコいいでしょ。
あとは状況に対応する。
見事にやってのけたら最高にイケていると思う。
その為には何度だって失敗すればいい。
忘れるなよな。『振り返るのを恐れずに』だぞ。
過去や後ろばかりを気にするな!っていってもさ・・・。
本当に前向きなのは、失敗から学び、成功に繋げる努力をしてみる事。
俺にもできる!ギャランでした。
本記事の執筆者は私、ギャランです。
言わずと知れた芸能人より芸能人。
中学受験・高校留年・就職・起業・出戻・結婚・離婚・再婚・愛娘の死・個人民事再生・不妊治療etc...
経験してから我がを知る。
バカは死ななきゃ直らない。なってみやがれこのバカに。
『パパの子どもで良かったな!』
いつまでもこう言われ続ける親父を目指しています。
オリジナルレイクスタとは僕の事。