藤田 田氏のユダヤの商法
美容室で散髪をしてもらう際には、必ず書籍を持ち込んでいる。
先日行った際に選んだ文庫本が『ユダヤの商法 世界経済を動かす。』だ。

日本マクドナルド社を創立し、『日本人をいつか金髪に変えてやる。』と本気で考えていたのが著者である藤田 田(デンと発音して下さい。)氏。
1985年生まれの僕はそもそも存在すらしていない、1972年5月1日に初版発行した本書。
何年も前に、ある中小企業の社長さんが『ギャランもこれを読んどけ!』と言って渡してくれた。
※この中小企業の社長さんは、僕の事を普通にギャランと呼ぶ。
いただいたその日から今に至るまで、何度読み返したかも分からない。
※ありがとうございます!今でもバイブルの一つです。
金儲けのコツが書かれている本書の裏には、著者自身のコマーシャルが綴られている。
どうやれば儲かるのか。
ということを公開するのは、はなはだ不本意である。
何も他人に金儲けのコツを伝授するために、今日まで苦労して来たわけではない。
しかし、世の中を見渡すと、どうも不景気色が強い。
私一人が儲けるよりは、国民全部に儲けてもらったほうが、国の将来のためにはプラスになりそうな気がする。
そういうわけで、あえて『ユダヤ商法』という名のもとに、金儲けのコツの公開に踏み切った。
この本には、金儲けのノウハウがギッシリつまっている。
定価690円ではなくて、読者は690円のノウハウ料を払って、金儲けのノウハウを買ったことになる。
だから決して他人に貸したりして、ノウハウ料を払わない者を、儲けさせてはならない。
藤田 田さんの功績を知った上で読んでしまっているから先入観も強いのだが、言葉選びも含め、こういうユーモアを持ち合わせているところに一流さや魅力を感じる僕。
ノウハウを生かして、金儲けに励んでまいります。
買ってないお前が!なんてケツの穴の小さい事を言うお方ではないだろうと勝手に思っております。
現代でも通じるビジネス哲学
2020年現在。初版発行から実に48年も経過しているが色褪せ感は全くない。
美容院に持ち込むため、久しぶりに手を取った本書を読みながら過ごした3時間半。
読みやすいので没頭してのめり込んでしまっていた。
35歳で原点回帰をしようと実践している今。
仕事への姿勢や考え方、忘れかけていたものを思い出させてくれました。
もう少し、具体的に頭に叩き込んでいく為に、本書の内容を自分なり紐解いていこうと思っている。
藤田 田さんが言うように、ノウハウ料を払わない者を儲けさせてはならないのかもしれないが、掘り下げた内容は記事にし綴っていくつもり。
手元の本書は1983年8月1日に復刊されたもので、この時点ですで226版という。
冒頭に『金儲けのバイブルを残しておきたかった。』との復刊の言葉があるように、このような良書を残して下さったおかげで、僕みたいな小僧にすら明日への活力を見出してくれている。
2004年4月21日に心不全の為に78歳でこの世を去った藤田 田氏に敬意を払いながら、丁寧に自分なりの解釈を書き留めてまいります。
その後、まだ手にしていないが、『頭の悪い奴は損をする。』と『天下取りの商法』についても読んでみようと思います。
レビューや解釈を綴るかどうかは読んでから決める。
その前に、レイ・クロック氏の『成功はゴミ箱の中に。』を掘り下げたい気持ちがございますので・・・。

マクドナルドのハンバーガーを世界中に広めた男たちの言葉にフューチャーされっぱなしの俺。
- 読んだだけでは何も変わらないし変えられない。
- どう行動に移したかで物事は変わっていく。
最後の、ウィキペディアに書かれていた藤田 田氏の人生感を記しておく。
ユダヤの商法の序盤で書かれている78対22の宇宙法則を大切にされていたからこそのお言葉か。
「最悪のあとには必ず最善がある。いかなる苦境にも屈しない強さを身につけていれば、おのずと道は開ける。人生は希望を6割達成できればまあまあいい。7割いけば上出来、8割できれば感謝すべきである」
「凡眼には見えず、心眼を開け。好機は常に眼前にあり。」(会社の便箋に印字し毎日眺めていた言葉)
出典:ウィキペディア『藤田田』
やる気になったらあとはやるだけ。
ギャランでした。
本記事の執筆者は私、ギャランです。
言わずと知れた芸能人より芸能人。
中学受験・高校留年・就職・起業・出戻・結婚・離婚・再婚・愛娘の死・個人民事再生・不妊治療etc...
経験してから我がを知る。
バカは死ななきゃ直らない。なってみやがれこのバカに。
『パパの子どもで良かったな!』
いつまでもこう言われ続ける親父を目指しています。
オリジナルレイクスタとは僕の事。