一年間で6回の人工授精
これまで嫁はんには6回の人工授精を施術してもらってきたのだが、残念ながら実らなかった。
嫁はんの身体と僕の精子の問題であるのは言うまでもないが、どちらかが悪いとかそういう話ではない。
ただただ今回は子宝に恵まれなかった。ということだ。
宝くじに当選するよりも難しく、非常に低い確率であるという、妊娠・出産という一大イベント。
欲しいところは恵まれず、そうでないところに・・・とかいう人の話はどうでもいいので置いておく。
なるべく負担が掛からないようにと嫁はん自ら選択して始まった人工授精。
これからは、タイミングによる自然妊娠を続けながら、体外受精を行なうかどうかの選択をしていくわけだが、嫁はんの身体への負担はいっそう大きいものになる。
覚悟を決めた女性というのは凄まじいもので、嫁はん自身もすでに腹を括っている様子。
こういう姿を目の当たりにすると、野郎の覚悟なんてたかが知れている。
金銭面でいうと、やはり50万円から100万程度の予算を見積もっておかなければならないらしい。
お金だけでいうと、特に野郎は『最初から体外受精一択だろ!』って思うかもしれないが、我々は人工授精の可能性に賭けてみたということだ。
人工授精にしても当然嫁はんの身体に負担が掛かるのだが、体外受精はそれの比ではない。
一年前に可能性があると言われた状態で選択を迫られたわけであるが、お金の問題だけでないことは言うまでもない。
期待を持って臨んだ合計6回の人工授精。
実らなかった自体をとやかく言う事は誰にもできやしない。
木下レディースクリニックでの不妊治療
嫁はんが選びお世話になっている病院が木下レディースクリニックだ。
→木下レディースクリニックへ不妊治療の為、採血しにいきました。
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木下レディースクリニックへ不妊治療の為、採血しにいきました。
大津膳所の不妊治療専門のクリニック 先日言っていた不妊治療ですが、僕の採血が必要との事で行ってきました。 滋賀県大津市の京阪膳所近辺にある不妊治療専門のクリニック 木下レディースクリニック 〒520- ...
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正直な話、事あるごとに誓約書を書かされるのに嫌気が差していた。
大切な事だろうが、つまる話、自分たちの保身の為だけにしているとしか思えないのである。
つまり、例え授かることが出来なかろうが『文句は受け付けません。』ってことだ。
僕と嫁はんのそれぞれが自筆で書いて提出するのだが、人工授精を6回受ければ、書く誓約書も当然6枚目となる。
『またかよ。』と悪態をついてしまった自分がいるのは事実である。
書く度に病院への不信感を抱いてしまう自分。
嫁はんから言わせれば『説明を受けて、自分で選んだ道』とのことだが、最善の道を本当に示してくれたのかどうかでどうしても不信感が募る。
回数を重ねる度にこの気持ちは強くなっていた。
というのも、6回の人工授精で実らなかった結果、『次は体外受精です。』っとよくもすんなりと言えるもんだなと。
いくら説明をした上で、選択をさせてくれたとしても、素人の嫁はん相手に、本当に適切な説明をした上で選択肢を指し示してくれたのかな?
何処のクリニックでもこういうものなのかもしれないが、病院ビジネス、つまり商いという観点だけでみれば、一番都合の良いステップを踏まされている気がしてならないのである。
かといって引き続きお世話になる以上は、これ以上の言及は避けるべきだし、嫁はんの言う通り『自分たちが選んだ道』であるのは確かなのだ。
真摯に向き合って取り組んでくれているのだろうが・・・どうにか我々の願いを叶えて欲しいものである。
筋違いな事を言っているように聞こえるかもしれないが、この一年、人工授精に取り組んだ一人の男としての正直な感想である。
上手くいっていたならば、当然『ありがとうございます!さすが!』となるわけなのだが・・・。
こんな事を言っている事から分かるように、女性の方がよっぽど腹を括っており、野郎の方が女々しいという事である。
輩の放り込み案件と野郎は捉えがちだが、その為の誓約書だ。
これ以上情けない事を言ってるんじゃねぇ。

嫁はんの気持ち
お正月の初詣でも、7月の七夕でも、流れ星を見つけたときでも、願掛けはいつだって子宝のこと。
もちろん僕もそうなのだが、どうしてももう一人産みたいと言ってくれている。
野郎にとってこれほど結婚冥利に尽きる事はないのではなかろうか。
もちろん子作りはしないだとか、事情で恵まれない方もおられるのだろうが、こうやって自分たちの遺伝子を後世に残そうとしてくれている事は本当にありがたい話。
授かれば誰でも良いってわけではない。
僕でないとダメなんだ。
これほどまでに僕の事を想い愛してくれる人はもう現れないだろう。
僕も今後、危うきに近寄る気はないし、嫁はんも同じだ。
二人でならなんだって乗り越えられると信じている。
不妊治療だけが問題ではない、嫁はんの願いを叶えられるように、できることはなんだってしようと思う。
望むことならなんだって叶えてやりたいと思う。
どれだけ時間が掛かろうとも、生きている内に必ず一緒に実現していきたい。
そう思わせてくれる人に出会えたことに感謝をしながら、次のステップに進んでいこうではないか。
ギャランでした。
本記事の執筆者は私、ギャランです。
言わずと知れた芸能人より芸能人。
中学受験・高校留年・就職・起業・出戻・結婚・離婚・再婚・愛娘の死・個人民事再生・不妊治療etc...
経験してから我がを知る。
バカは死ななきゃ直らない。なってみやがれこのバカに。
『パパの子どもで良かったな!』
いつまでもこう言われ続ける親父を目指しています。
オリジナルレイクスタとは僕の事。