嫉妬するタイプの小さな男
嫁はんが携帯にとある人気芸人のデフォルメキャラを携帯裏に装着していた。
それを見た僕はこういった。

なんねそれ?そんなもん剥がせや。
嫁はんはこう言う。
『貼ってないよ!挟んでいるだけ。』

要らんねんそんなんすぐ取れ。
『せっかく貰ったのに・・・。』

そんなん貼るぐらいやったら俺と美月(娘)のシールでも貼っとけや。
こうして取らせたデフォルメキャラのステッカー。
言うのは照れくさいけどヤキモチを妬いたのだ。
完全に我がの勝手だが、自分が認められる人のものしか目に触れたくない。
自己中満開だが、納得できなかった。
独占欲の強い自分に気が付いた
娘が年頃になってこういうことをしていても特別何かを思うようなことはないだろうが嫁はんは別。
僕は嫁はんが大好きなんだと思う。
貰ったもので自ら貼ったものではないにせよ、我慢できなかった。
特に個人ブランディングを推し進めている最中の自分にとっては耐えがたかった。
おこがましいことだが『俺だけを見てろ。』ってこと。
世の奥様方には、『何言ってんだこの旦那は?』と思われるかもしれないが、本気でそう思っている。
普通じゃないのかねこういう感情は。
なんか負けた気がしてヤキモチを妬いたというわけだ。

貼るなら俺のステッカーだろ。(無いけどね。)
個人ブランディングの確立の為には、この域まで我がのレベルを昇華させないと話しにならない。
なので他の人の嫁はんには俺のステッカー(無いけどね)を貼らせる事を夢見ている。

ラッパーたるものこういうもんだろ。
ラッパーじゃなくとも一人の男として目指すべきところである。
そのために至らぬところを修正し、男を磨いている最中というわけ。
悔しいけど、一瞬でも他人のステッカーを嫁はんに貼らせた俺。
他意はないにせよ負けたと捉えている。
そんな重く考えなくても・・・。
などと言われようがこれが男の矜持である。
思いのほか、自分が、自己顕示欲と独占欲に支配されていることに気が付いたが譲る気もない。
認められないなら認められるまで自分を磨き続けるしか道はないのである。

唯一無二の存在を目指して生きる。
俺は俺で俺以外は俺じゃない。
至極当たり前の話だけど、僕は認めてもらいたいのだ。
一番応援してくれている嫁はんに独りよがりな強要をしたが、後悔はない。
そんなに寛容ではないことを伝えられて良かったとすら思っている。
洒落で『浮気したらどうする?』などと嫁はんから尋ねられたことが以前あったが確かこう返した。

バレないようにせぇよ。
そうじゃなきゃお前はともかく相手は悲しい結末を迎えると思え
確かこう返答したが、今もそう思うので間違いない。
愛する嫁はんにすら認められなくなったら男として終いだわ。
もちろん感情のすれ違いや性格の不一致というのもあるだろうが、今さらそれもねぇわ。
性格が変わるというのもあろうが、それは考え方が変わっていっただけで、考えが変わる事で行動が変わりズレてくるのだと思う。
仲の良かったはずの夫婦がすれ違っていくのもこういうのが原因だと思う。
あからさまな不義理が原因じゃない不仲はこういうことではないだろうか。
亭主関白を気取って家の事をロクにしない旦那がいるとする。
新婚当初はそれで良かろうが、徐々に通用しなくなるケースもある。
それに気が付かずに、いつまでも亭主関白を気取っていたらそりゃ愛想も尽かされてしまうことだろう。
知り合いに70歳近くにも関わらず現役のまま第一線で営業職をしている大先輩がいるがこのようなことを言っていた。
『稼いでいるうちは良かろうが、実入りが減った今は昔みたいに偉そうな事が出来るわけがない。嫁はんには頭が上がらないよ・・・。』
身の丈を理解せずにいつまでも過去の栄光にすがって偉そうな態度を取り続けるなんて愚の骨頂。
なんでもバランスがあって、我がの事を理解せずに背伸びをしていたらそりゃあね。
唯一無二を目指すということは、我がの事を理解し始めることから始めなければならないというわけだ。
自分がいる現在地を見誤らないように都度確認を怠らずにして精進していこう。
嫉妬心は活力となる。
他所の嫁はんや女の子がどこの誰のグッズを持っていようが気にならない。
だけど内心は『そうなんや・・・どこに魅力があるのだろうか。』と考えて分析してしまう。
反対に『この人のグッズならいいね。』と思うこともある。
完全に自己中だけど、ようは『自分の認めたもの』しか許せないというわけだ。
許せないといっても嫁はん以外に何か言うことは当然無いし、あるわけがない。
嫉妬心が招いた今回の出来事だが、幸いプラス思考の僕は、嫁はんに我がのステッカー(無いけどね)を貼らすことを志している。
俺は俺のスタイルなんで、万人受けを狙っているわけはないが、せめて一番のスポンサーであってファンで居てくれているはずの嫁はんぐらいは振り向かせていたい。
『俺には魅力がねぇのか』と諦めずにカッコいい人間を目指そうと思う。
考え方であったり行動であったり所作であったり信念の部分だ。
ここにブレがあるようではいかんだろ。
思っているよりヤキモチ妬きである事に気がついた自分。
嫉妬心は活力に変えてこそ。
嫉妬だけして何も行動を起こさなければ、いずれ愛想を尽かされてしまう。

理由はどうあれ、お前は負けているのだ。
こう考えると足りない部分がある事に気がつけるし、補うことも出来るだろう。
ライバルが雲の上だろうが、届かないって事もないはずだ。
しつこいのはいかんけど、諦めの悪さを売りにして行動を起こさなければ、凡人、素人が駆け上がることなんてできやしない。
努力の方向性が定まるチャンスでもある。

あいつにあって自分に足りないもの。
矢をあいつではなく、自分に向けていけば、自ずと道は拓けていく。
足りないものが見つかればそこで考えればいい。
それは本当に自分に必要なのか?
俺は俺のスタイルを崩さずにいくためには、全部を吸収して八方美人に振舞う必要なんてない。
やれないからできないのと、やれるけどしない。は違うだろ。
何でも馬鹿みたいに吸収する必要はないけれど、人様から学ぶことの方が多いことを忘れてはならない。
至らねぇな本当に・・・。
考えすぎて無感情にならずに笑う事。
これが一番大切だよな。
ギャランでした。
本記事の執筆者は私、ギャランです。
言わずと知れた芸能人より芸能人。
中学受験・高校留年・就職・起業・出戻・結婚・離婚・再婚・愛娘の死・個人民事再生・不妊治療etc...
経験してから我がを知る。
バカは死ななきゃ直らない。なってみやがれこのバカに。
『パパの子どもで良かったな!』
いつまでもこう言われ続ける親父を目指しています。
オリジナルレイクスタとは僕の事。