小規模個人再生の認可決定から完済までの覚悟

借金の総額や収入の多少で起こす行動は変わってきますが、目の前の問題を整理して解決に向かっていきましょう。
僕は総額1340万円の借金を減額してもらい、268万円を3年間かけて返済するという事を裁判所を通して債務者の方々に認めて頂きました。
-
個人再生認可決定通知書 弁護士からの返却書類 自己破産をする前に。
再生計画認可決定の通知 借金で首が回らずに不安を抱える債務者の為の記事です。 2020年5月23日に担当弁護士の事務所より連絡がありました。 裁判所から通知書が届きました。8月末より支払いが開始となり ...
続きを見る
2020年8月に第一回目の返済を終え、3か月ごとに決まった金額を各債権者に返済していきます。
完済まであと11回。三年間かけて全額返済を目指します。
僕が行なった借金の解決策は、『小規模個人再生』という民事再生手続きです。
個人でも申し立ては出来ると言いますが、今回の目的は再生計画の認可決定を受ける事。
覚悟を決めて、借金の無い、平穏な暮らしを目指しているのである。
人生における重大な事件をダメ元で申し立てるなんてもってのほか。
失敗は許されないのだから。
後悔の無いように、専門家(司法書士か弁護士)に依頼し、介入して頂くべきだと思います。
覚悟を決めて必ずこの借金地獄から抜け出し這い上がってみせる。
小規模個人再生 成功への道。
借金の解決策をWeb上で検索し頭に入れていた僕は、自分には個人再生の道しかないと決めていました。
もちろん抱える借金を全ておまとめしてくれるところはないかも検索しましたがもう既に信用がない。
所有のマンションを担保にお金を貸してくれるところにも相談しましたが、残念な結果が返ってきます。

他にもおまとめローンを売りにする銀行など複数社にあたりましたが叶いませんでした。
※振り返ると、この時におまとめローンの審査が通らなくて良かったと思っています。
振り返っている今は良かったと思っていますが、この時は絶望の淵に立たされていました。
『どうしよう。このままでは終わる・・・。』
とにかく解決策を探し、辿り着いたのが前述している個人再生。
しかし、なおも迷っている自分。
この時に嫁はんにだけ、全てを打ち明け相談してみました。
『もう無理やわ俺。ごめんな。弁護士の先生に頼ってみる事にする。ごめん本当に。』
我が家の家計のやりくりは全て僕が行なってきた。
金回りについては良き日もあったが今はどん底の時。
嫁はんはここに至るまで、悲壮な顔をし金策に走る僕の姿をずっとみてきたが、とうとう僕が根を上げたのだ。
しかし、こんな不甲斐ない旦那の決断に対しても変わらずに全てを委ねてくれた。
『分かったよ。私にはあなたしかいないのだから。』
裏切った僕は、『万死に値する。』
だが死ぬわけにはいかない。死んでどうなるのだ。
これ以上家族を不幸な目に合わしてどうする。決して逃げるわけにはいかない。
『どうにかなる』じゃなくて『どうにかする』しか方法はないのだ。
個人再生の道へと向かう事を腹に決めました。
-
【実録】借金問題の解決方法。小規模民事個人再生で認可された返済計画案。
借金地獄から必ず抜け出す。 2019年9月 苦渋の決断に迫られていた僕は債務整理をする事にしました。認可決定=個人再生成功まで辿り着いた僕がこれからしていかなければいけない事。これまでしてきた事をまと ...
続きを見る
実録 個人再生への第一歩とその流れ。
僕が起こした最初の行動は、対応してくれる専門家を探す事。
ここから全てが始まります。
借金解決を得意とする専門家に出会う為。
法テラスも含めてインターネットで検索し、複数のサイトへ、自分の現状をありのまま(気持ちの面と借入先等)を包み隠さずメールしました。
すると各社から返信があります。
『当事務所では、貴殿の内容では受けられない。』という返信をしてくるところもありました。
不安が募りましたが、一社だけ話を聞いてくれる事務所がありました。
流れはこう。
- 相談をしたサイトを通して専門家(司法書士事務所)からメール受ける。
- 再度借入先と借入金額、解決への決意と切なる思いを返信。
- 司法書士の先生に面談をしてもらう約束を取り付ける。
- 司法書士の先生に会いに行き、面談、状況を詳細に話し相談する。
- 洗いざらい話したのち、『個人再生』の道しかないと思い覚悟を決めている旨を伝えた。
- 司法書士の先生から、僕の事件を担当する権限※がない事を告げられ弁護士の先生を紹介頂く事に。
※権限がないとは・・・・。
弁護士の場合は、法律業務に制限なく全てを扱うことができますが、
司法書士の場合は、権限と業務範囲に制限があり、簡易で定型的な事件の代理業務のみに限定されています。司法書士の場合だと、140万円以下の民事事件の相談・交渉・和解をする権限に限定されます。
詳しく調べてみると分かりますが、そもそも、地方裁判所への破産・民事再生等の申し立てなどの事件について司法書士は、相談・交渉・和解・代理自体をすることができません。
個人再生だけではなく、債務整理の全ての業務を行なえるのは弁護士のみとなります。
上記の理由を話してくれた上で僕に聞いてくれた。
『お住いの滋賀県や近くの京都の先生を紹介する事が出来ますが・・・。』
『本当に困っているのです。失礼な話。こういう問題に強い先生を御紹介下さい。』
経験豊富な大阪の弁護士事務所を紹介するとその場で電話をしてくれました。
こうして大阪の弁護士の先生へ面談の機会を設けて頂きました。
※僕の場合は、面談は平日ではなく、土曜日に対応して頂きました。
この時点で、全ての借金への返済はしなくていい。と言われ、
ローンの借り入れ先の銀行や、クレジットカードの引き落とし口座になっている銀行の預貯金は、全て引き出しておくようにと言われました。
カード会社から催促されても弁護士に相談している旨を伝えて下さい。と言われました。
こうして約束を取り付けた僕は、言われた通り、口座から全額引き下ろしてその日を待つ事となりました。
これまで掛かった費用は0円。
※面談場所への交通費は掛かっています。
ただじっと待つなんてことはない。
もう始まっているのだ。
出来る限りの準備をし、先生との面談に備える。
必ず成功させるしか道はないのだ。
先生に会うまでの間に行なった事は次回に綴ります。
僕はこうして民事再生法による小規模個人再生を成功させたのである。
まずは一歩。
踏み出してみようではないか。ギャランでした。
-
個人再生の体験談 第二回目 家計簿の書き方と注意点。弁護士面談前準備。
借金の成り行きと絶望の淵 個人再生や債務整理を考える前に、借金の自己返済を目指すのは当然の事。 しかしお金に困っている人間というのは自己管理が出来ていない事も多く。 収入と支出のバランスをとることが出 ...
続きを見る
借金問題で本当にお困りの方へ必要であれば。
※関西・近畿圏にお住いの方の場合
●京都(四条烏丸)に出向くことが出来る140万円以下の借金でお困りの方へは司法書士の先生を。
●借金の総額が大きく個人再生、もしくは自己破産を検討されている方で、大阪(北浜)へ出向くことが出来る場合は、弁護士の先生を。
それぞれ実際に僕がお世話になり解決に導いてくれた先生方を当然無料で直接ご紹介させて頂きます。
当生瓶ブログの問い合わせフォームよりご連絡頂ければと存じます。
※ご相談頂いてから先生方にその旨をお話ししますので必ずではない事予め御了承下さい。
関西・近畿圏以外の方から受けたご相談は、先生方の横繋がりを確認させて頂きます。
個人情報の取り扱いは、当生瓶ブログのプライバシーポリシーに記載の通りです。
本当に有益な情報は、生の声にしかないと思っています。
読んで頂いた記事は、当時「生の声」に救われた私の実話です。
おかげさまで私ギャランは画面の向こうで生きています。
少しでもお力になる事が出来れば幸いです。
本記事の執筆者は私、ギャランです。
言わずと知れた芸能人より芸能人。
中学受験・高校留年・就職・起業・出戻・結婚・離婚・再婚・愛娘の死・個人民事再生・不妊治療etc...
経験してから我がを知る。
バカは死ななきゃ直らない。なってみやがれこのバカに。
『パパの子どもで良かったな!』
いつまでもこう言われ続ける親父を目指しています。
オリジナルレイクスタとは僕の事。