仕事・案件の整理
溜まる仕事があるという事はそれだけ求められているという事。
すぐに悲観的になる必要はない。
手持ちの仕事を整理して、手を付けていく事から始めてみよう。
全てをやり遂げなければらなければならないのだろうが、初動が肝心なのでまずは落ち着く事。
落ち着く時間が無ければ作らなければならない。
日中は業務に追われてなかなか時間を取る事が出来ない可能性があるが、ここで投げていてはならない。
どこかで時間を創らなければ、結局押し潰されっぱなしで現状打破には至らない。
時間は自分で作るもの。
落ち着いて考える時間。整理する時間をまずは作ってみよう。
今日時間を掛けた事で明日から劇的に改善する可能性だってある。
今抱えている案件を整理して、優先順位をつけてみよう。
どうせやらないといけないんだ。挫けずに前を向く事。
考える必要性
抱えている仕事や案件は、考える必要性があるのかどうか。
多少考える必要はあれど、まとめて言えば単純な作業であるというのであれば、考えないでいい仕事と捉える。
クレームや急な問題発生時にしてもテンプレートで済むものは作業とみなす。
しかしそのテンプレートを生み出すのは考える仕事である。
クレーム即解決をモットーに仕事に向き合うのも大切だが、対処した内容を次回に生かさなければ勿体ない。
似たような問題が発生した時に、またゼロから考えるのは大きなロスだ。
大手のカスタマーサービスへ質問をした回答がテンプレートっぽくて冷たい印象を受ける事もあるだろうが、そういう事。
テンプレートをそのまま使うと冷たい印象だが、何か気の利いた一言を添えるだけでも印象は変わる。
webshopで例えてみる。
お客様都合のキャンセル等の連絡を受けた際。
- 承知しました。キャンセルします。
- 承知しました。キャンセルします。返金についてはこうです。また宜しくお願いします。
在庫について尋ねられた時。
- 現在の在庫は100個です。宜しくお願いします。
- 現在の在庫は100個です。最短で本日の発送が可能です。宜しくお願いします。
どちらが良い印象なのかははっきりしているだろう。
どうせ作るならこんなテンプレート。
- 現在の在庫は【●●●個】です。最短で【●月●日】の発送が可能です。宜しくお願いします。
本来考える必要がある事でも、テンプレート化する事も可能ではある。
しかし実際に深く考えていく必要がある問題や、仕組み作りの場合はこの限りではない。
溜まってきた仕事を整理したあとに、どれが作業で、どれが考える事のなのか。を分けてみるのも有効だ。
考える事でも作業として落とし込めないかを検討してみる。
意外と勿体ない仕事をしてしまっている場合がある。
時間配分と効率化
作業で済むものと考えなければならない事を分けてみたが、どちらを先にすればよいのだろうか。
いずれにしても下記の問題にぶつかるのではないだろうか。
- 必ず当日中にやるべきこと。
- 時間に余裕があるもの。
- 短時間で決着するもの。
- 時間が掛かるもの。
仕事には期日や期限がある場合とそうでないものがあるし、期限はなくとも少しでも早く回答した方が良い事だってある。
早くやらなければならない事で、できるのであればすぐに着手した方が良いに決まっている。
しかし、いくら早くしなければいけないからと言ってなんでもすぐに処理をする必要はない。
全体を見渡して、手順的に、少し待ってからまとめて処理をした方がいい場合だって多々ある。
この辺りを見定めて、順序良く組み立てていく必要がある。
現状で問題無い人はこのページには辿り着いていないはずだから言わせてもらうが、いつも通りに仕事をしているようでは現状を打破する事は難しいと考えるべき。
今の自分には仕事が寄ってきてくれているのだ。
このチャンスをみすみす逃す手もないだろう。
時間配分を調整して、時間を気にして仕事する。
- 9時に始業開始。
- 9時半までに受注をまとめる。
- 10時までに発注を開始する。
- 発注の時間締めをまとめておく。
- 売上をまとめるのは今かあとか。
どうせ詰まっている今の仕事。
いつもと違う事をやってみる。
今日は順序を変えてみた。
- 慣れないせいで遅くなったが早くなる可能性がある。
- 慣れたところで従来のやり方の方が良かった。
- ここで、この仕組みがあれば早くなるかもしれない。
こんな事でトライ&エラーを繰り返してみる。
どうせ詰まっている今の仕事だ。改善する余地を見つけては試してみる。
あんまりやりすぎるとポッと出の上司にしょうもない提案をされてしまうが気にするな。

そんなもんとっくに試してみましたが・・・。
仕方がない・・・いや、時にそれがヒントになる場合だってある。
一度やった事でも、見る角度を変えてみると突破口があったりなかったり。
念のため無下にはしない方が賢明だろう。
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人の助け
人の手を借りる事だって必要だけど、このページに辿りついた人は、僕のように一人で問題を抱えているのだろう。
人の手を借りる事は出来ない。むしろ更に人から仕事を抜いてくることが必要なぐらい。
こんな状況で人の手を借りるなんて容易ではない。
しかしだ。ひょっとすれば、お願いできる項目があるかもしれない。
周りがどんな仕事に取り組んでいて、どんな仕事が得意なのか。抑えておかないと勿体ないよ。
人には得手不得手があるように、自分にだってあるわけだ。
決して自分はスーパーマンではない事を自覚しろ。
人の仕事を抜いてばかりで自分が手詰まりを起こしていたら本末顛倒。
言い出したことだからってあんまり思い詰めるなよ。

ごめん!この部分はお願いしてもいいかな?
これが言えるだけで状況は変わる。
プライドなんかでメシは食えないよ!どころか迷惑千万を引き起こしている場合だってあるわけ。
人の力や助けは借りられないとばかり思い、自分で抱え込まずに周りの状況から目を背けるな。
周りも見えていない奴が人の仕事に手を出すなって話。
みんな大忙しで、誰の手も借りられない場合でもよく考えろ。
安易に「人を雇い入れるか。」などとは思わない事。
新しく来てくれる人にまかせる仕事の準備は出来ているのか。
どういう計画で新しい人に仕事を覚えてもらい一緒に乗り越えていくのだ?
新しい人にだって人生や想いがある。機械ではなく感情のある人間にきてもらうのだ。
その辺りをよく考えて。それでも必要であった場合は、募集を掛けてみよう。
取捨選択
これまでに提案した手詰まりの仕事の解決策は全部で4つ。
- 仕事・案件の整理
- 作業なのかどうなのか。
- 時間配分と効率化
- 増員もしくは人に頼む。
これでも埒があかないケースがある。
そんな業務はやめてしまえ!
無駄な責任感のおかげで大きな損失を出す可能性だってある。
藤田 田さんのユダヤの商法にも書かれていたが、引くタイミングを逃すのはダメ。
3ヶ月と決めたなら3ヶ月のプランを立てる。
- 1ヶ月目に上手くいかなかったとしてもドンドン資金を投入する。
- 2ヶ月目に結果が出なくとも、勢いの手を緩めない。
- 3ヶ月で結果も成果も上がらず兆しも見えない場合はサッと手を引く。
これが大事なポイントだ。
確かに3ヶ月間で成果を上げる事は出来なかったし、損失も出た。しかしそれは想定内の話。
ズルズルと負けを繰り返した場合の損失に比べたら問題ではないはずである。
このことが分からない経営者は、大ヤケドを負って再起不能な状態まで歩を進めてしまう。
こうなる前にやめてしまえ!って事。
無理なら無理でバンザイするのも一つの方法だ。
恥を忍んで負けを認める。しょうもないプライドでメシは食えねぇぞ。
債権者の方には申し訳ない事をしてしまったので大きな声では言えないが、僕は個人再生で債務整理を行なった。
しかしこれも、35歳の今のタイミングで良かったと思っている。
小銭を手にした状態で、いよいよ人生の締めくくりに近い状態でよもやの大勝負を仕掛けていたとしたら間違いなく終わっていた。
まだ早い方で本当に良かった。
僕の事を笑うやつは笑っていればいい。人生何があるかなんて分からない。
僕と似たような状況に陥ったときに冷静に判断が下せるかな。
事実は小説より奇なり。
仕事だって同じこと。
ズルズルと自分では解決出来そうにない手詰まりの仕事があるならば、事実を認めて方向転換する事だ。
どれを残してどれを捨てるのか。
この判断が大切な事に早く気が付いた方がいいと思う。
体調管理
これまで5つの解決案を出してきた。
- 仕事・案件の整理
- 作業なのかどうなのか。
- 時間配分と効率化
- 増員もしくは人に頼む。
- 取り組む仕事の取捨選択。
一番大切な事
嫁はんや子どもを路頭に迷わすような事はしない。
今、手元の金や財産がどれだけ少なかろうが、マイナスだろうが、元気に笑っている。
いつか取り戻す。何度だって立ち上がりやり直す。
こんな事を言っていても元気でなければ元も子もない。
身体に鞭打って働く事も大切だけど休息もしっかりとらないと身が持たないよ。
自分が倒れるっているのが一番の害悪だと自覚して取り組んでいかないといけない。

多少の無理をしようが、体調管理だけは怠ってはいけない。
仕事は続くからな。
大企業の研究者として入社し、製造工場の長を務め、海外にも派遣。
定年後は、子会社の社長に任命され満了。その後、迎賓館の館長に抜擢され引退。
これから第二の人生について考えている最中であろう実の父親から数年前に教わった仕事の流儀。
仕事は続くからな。のあとに続く言葉は、身体が一番!
今ようやく言葉の意味を少しづつ理解しはじめたパシリの走りの35歳。
まだまだやれるぜ!
かといって抱え込まない事。
自分が潰れたら家族が潰れてしまう事を忘れるな。
ギャランでした。
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ユダヤの商法を読み直した。マクドナルドを広げた男たちのビジネス著書。
藤田 田氏のユダヤの商法 美容室で散髪をしてもらう際には、必ず書籍を持ち込んでいる。先日行った際に選んだ文庫本が『ユダヤの商法 世界経済を動かす。』だ。 日本マクドナルド社を創立し、『日本人をいつか金 ...
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本記事の執筆者は私、ギャランです。
言わずと知れた芸能人より芸能人。
中学受験・高校留年・就職・起業・出戻・結婚・離婚・再婚・愛娘の死・個人民事再生・不妊治療etc...
経験してから我がを知る。
バカは死ななきゃ直らない。なってみやがれこのバカに。
『パパの子どもで良かったな!』
いつまでもこう言われ続ける親父を目指しています。
オリジナルレイクスタとは僕の事。