中小企業で生き抜く為
中小企業が生き抜く為には、時代を読み取り、収益を上げ、在庫や経費を減らしていく事が前提だ。
この前提に基づいて行動し、成果を上げていく事が出来れば、生き残っていける。

簡単に言うなよ。
それが難しんだよ!
その通り。
簡単に前提を述べてしまったが、物事はそんなに単純ではない。
- 売上を上げるのがそもそも難しい。
- 利益を出すのはもっと難しい。
- 在庫を捌くのも難しい。
- 経費を下げる方法が分からない。
こんな状況に陥って、悩み頭を抱え、辞めていった人間を大勢みてきた。
実力があるにも関わらず辞めていった人間も大勢みてきた。
会社に馴染めなかったり、実力が伴わなかった場合は去るべきだ。
闘志無き者は去れ。
暑苦しいブラック企業の象徴みたいな事を言っているがこれが中小企業の現状だ。
年功序列や成果主義が古いと言われていますが結局は実力社会。
きっと何処の会社も似たような感じなんじゃないかな。
結局は実力主義なんだ。
中小企業で生き抜く為には、自分の役割を確立しなければならないって事。
中途半端に売上を上げて、少々の利益を出し、ちょろっとした営業事務が出来たところで必要となんかされないわけ。
- 何かに特化して飛び抜けている奴。
- 何でも人並み以上に出来る奴。
- 愛想や愛嬌が良く気が利く奴。
- 懸命に何かをやり続けられる奴。
こんな風に地力、実力を示していく事が出来なければ、現代の中小企業では生き抜いてはいけない。
会社が傾き出した途端に真っ先に切られる候補として名前が上がってしまう。
しがないサラリーマン気質ではマズいどころか通用しないのだ。
僕が働いている会社は20人以下で数十億程度の売上しかない中小企業。
いつ切られるかなんて分かったもんじゃねぇだろ本当に・・・・。
とはいうものの、名ばかり管理職の僕が切られるなんて事はない。
利益を上げ、社内インフラを整備し、在庫を極力減らし、必要経費は最低限。
自分で言うのもなんだけど、優秀な人材だ。生き抜く事しか考えていない。
今は仲間に恵まれているが、最悪の事態の際は自分ひとりで食っていきます。
その為に会社の看板が必要なんで利用させてもらいますね。ってなスタンス。
誰も守ってなんかくれないぞ。
名ばかり管理職と言っているのは、給与面で普通のリーマンに毛が生えた程度しか貰っていないから。
それもこれも、2019年に業績悪化を招いてしまった責任である。
示された額面に黙って頷いた結果。
年齢の2倍ぐらいは当たり前に月収を持って帰るのが管理職だと思っているからだ。
僕が切られるときは、会社が本当にマズい時。
倒産の危機とかそんな状況に陥った場合でしかありえない。
提示された額面で頷けるってことは、自分に自信があるから。
巻き返しを虎視眈々と狙いながら、自分が悪かったからと、甘んじて条件を受け入れる。
しかし心の中ではこうだ。

何クソこの野郎。
見とけよ俺の仕事っぷり。
再び成果を上げて必ず証明してみせる。
この底意地こそが中小企業で生き抜く術である。
根性のねぇ奴には向いてないわ。
だけど、辞めたやつが根性が無いってわけでもない。
そんな奴はどこに行っても一緒!
・・・って事も言わないし思わない。
ただ水が合わなかっただけ。
無理してそこで生き抜く必要もないのである。
自分で切るか生き抜くか。
この二つに一つのマインドが大切なのだ。
技量と器量を問い続ける
会社が自分にマッチしているかどうかを決めるのはもちろん自分。
しかし自分でやらない限りは、どこかに勤めなければ食ってはいけないはず。
大手だろうが中小企業だろうが工場勤務だろうが同じ事。
正社員だろうが契約社員だろうが、派遣やバイト、パートだろうが同じ事。
働き方がどうであれ、会社で存在感を発揮していかなければならない。
なにも、目立った動きをしろ!っていう意味ではなく、寡黙でももちろん構わない。
仕事で存在感を発揮しろって事。
縁の下の力持ちでもいい。
必要とされる働きっぷりを示さなければならないのだ。
- 大きな事を言っても結局何もできない奴。
- 何にも言わない上に、やっぱり出来ない奴。
これではダメ。
自分の立場をわきまえながら、技量と器量を見極め取り組んでいかなければならない。
分からない事は聞かなければならないし、学んでいく必要もある。
その為には、常に自分の置かれた状況を理解し、一歩踏み出していかなければならないのだ。
- 悲鳴も上げず、一人で苦悩を抱え込んでいてもそれはそれでダメ。
- かといってギャーギャーと大げさに騒ぎ立てるのもダメ。
問題を問題と思わなくなる事こそが大問題。
自問自答を繰り返しながら、等身大の自分を理想の自分に重ねて吟味していくのだ。
立ち上がり前を向けるなら続けるべきだし、どうも違うのなら辞める道も一つだと思う。
僕の場合の考え方はこう。
- 既にWebshopの多店舗展開をしている。
- 少なくとも物販で収益を上げる術を持っている。
- 仕入れ先や得意先の開拓も自由。
- 現金払いも含め、商談や交渉の決裁権も持っている。
・・・ここで食えなかったら何処に行こうが同じだろ。
心の底からこう思っているので立ち去る事は今のところはない。
代表取締役とは大ゲンカをすることも稀にあったが、真剣に仕事をしているから意見が衝突するのも当然の結果。
無礼で失礼な言い方をしてしまった事は自分が悪いと反省するが、辞めて逃げ出すことはありえない。
自分の器量と技量をわきまえ高めながら、生き抜く強さを身につけていく。
必然的に実力も身についていく事だろうよ。
唯一無二の存在になるべき理由
ここまで話してきたことから分かる通り。
会社での行動は、自分のビジネスの一環として、信念をもって取り組んでいる。
会社があって自分があるが、自分があって会社があるのだ。

俺が欠けたら、この事業は完全にストップするぜ!
原点がこれだ。
今でこそ部下に任せることも増えてきたが、基本的に自分の仕事の心臓部を他人に握らすような真似はしない。
- 自分の食い扶持を勝手に稼ぎ出し、会社にも利益を生むあいつ。
- その上で、社内インフラや人間関係も整えようと奮闘しているあいつ。
そいつが居なければ、事業撤退も余儀ない状態。
自分で言っててあれだけど、あいつやそいつが俺の事。
ここまで突き抜けていたら、会社に席・・・あるでしょ普通。
業績悪化時など、自分に責任があれば、給与の減額もすぐに受け入れる省エネ設計。
一社に一台の唯一無二のナイスガイ。

俺を雇えて良かったな。
心の底からこう思っている。
ここまで突き抜けた存在になる事が出来たなら。
辞めるも辞めないも自分の自由ってなるわけさ。
今はね・・・切実だけど、個人再生で借金の返済が続くから簡単には辞められないんだよ。
嫁はんに子どもがいるからね。
スペシャルな存在だろうが歯を食いしばる。
期待を裏切る行為をするわけにはいかないんだよ。
超絶実力主義の中小企業。
自分の評価は他人がするもの。
俺に出会えて良かったな。
ギャランでした。
本記事の執筆者は私、ギャランです。
言わずと知れた芸能人より芸能人。
中学受験・高校留年・就職・起業・出戻・結婚・離婚・再婚・愛娘の死・個人民事再生・不妊治療etc...
経験してから我がを知る。
バカは死ななきゃ直らない。なってみやがれこのバカに。
『パパの子どもで良かったな!』
いつまでもこう言われ続ける親父を目指しています。
オリジナルレイクスタとは僕の事。