書評まえがき ※ネタバレ注意

本記事は、「ユダヤの商人 世界経済を動かす」著者 藤田 田(デンと発音して下さい。)氏の本について掘り下げています。
既に読まれた方が多いかと存じますが、あくまで自分自身の経済的発展と人間的成長。
つまりお金に慕われる人間になる為に、本書に書かれたお金儲けのノウハウと哲学を、自分の場合と置き換えながら頭に叩き込み、見直し実践していく為に書き綴っています。
藤田 田氏の言葉と私ギャランの解釈が入り乱れておりますので、まだ読んでいない方や、無駄な考えが不必要な場合は、本記事は読まずにオリジナルをお買い求め下さい。
カバー新訂されたものが発売されていますし、中古品なら当時のものも手に入るかと。
もちろん電子書籍で手に入れる事もできますので悪しからず。
ユダヤ商法の第二の商品
『女を狙え』の記事で言及していた女性用品は確かに儲かるが、商品の選定からセールスに至るまで、一定以上の商才が無ければ難しいと藤田 田氏は言っている。
しかし第二の商品として挙げられている『口』に関して言えば、凡人でも、凡人以下の才能しかない人でもできる商売だとまで言い切っていた。
要するに『口に入れるものを取り扱う商売』の事で、例としてこんな職業が挙げられていた。
八百屋、魚屋、酒屋、乾物屋、米屋、菓子屋、くだもの屋はもちろん、これらの食品を加工して販売する、料理屋、飲食店、レストラン、バー、キャバレー、クラブのたぐい・・・。
※念のため断っておきますが、僕が仕事として携わっているビジネスはこの中にはないし、他意もない。本書に記載されていた事なので悪しからず。
極論を言えば、口に入れるものであれば、毒薬だって構わないとの事。
簡単だとか難しいだとかの話では無くて、口に入れるものを扱う商売は、必ずお金が入ってくるし、儲かるの商売なのだ。
・・・・その理由を藤田 田流に『科学的』に説明するとこういうことだと教えてくれている。
口に入ったものは、かならず消化され、排出される。
1個50円のアイスクリームだろうが、1枚千円のビフテキだろうが、数時間後には廃棄物となり脱糞される。つまり、口へ入れられた『商品』は、刻々と消費され、何時間後には次の『商品』が必要になってくる。
売られた商品がその日のうちに消費され、廃棄されていく。
こんな商品は他になく、土曜日も日曜日も一日の休みもなく稼いでくれるのは、銀行利息と『口に入れる商品』だけ。
だから確実に儲かる。
出典:P34 これがユダヤの商法だ。(口を狙え。)要約
・・・だそうだ。
口に入れる商売は難しい。
ここまで儲かる儲かると言われて『そんな事ねぇぞ!』と憤慨していた当該職業の皆様も怒らないで聞いて欲しい。
散々儲かると言ったあとにこう続いている。
といっても口に入れる商品は、女性用品ほど、たやすく儲けることは難しい。
ユダヤ商法で、女性用品を『第一の商品』とし、口に入れる商品を『第二の商品』としている理由がここにある。
ユダヤ人につぐ商才をもつ、といわれている華僑に、この第二の商品を扱う人が多い。
ユダヤ商人が自らを『華僑よりも商才』があるとしているのは、ユダヤ商人の多くは、第一の商品を取り扱っているからなのである。
出典:P35 これがユダヤの商法だ。(口を狙え。)
今回ばかりは、何を言っているのかよく分からなくなってきたのが、僕の正直な感想。
女性を狙うのは商才や才覚がなければ難しい!
口に入るものを取り扱うのが儲かるぜ!
だけどそれも難しいけどな!
こう聞こえてしまうのは僕だけではないはずだ。
ここまでくれば、『女性向けの口に入る商品を狙え!』って話にすら聞こえてくる。
ターゲットを絞るにしても、意外と幅が広い事に気が付いてしまいゲンナリしているところだ。
- はいはい女ね!やっぱり女!
- よっしゃ口ね!食べるもの飲むもの!
こんな風に安易に結論に到達することができない事をシレっと教えて下さっている。

チト難しいわ藤田さん。
これら50年前に発信されていたものだと贔屓目にみたとして、現代で言えば、超情報化社会で、尚且つ飽食の時代。
ある種恵まれた環境ではあるが、流行り廃りも半端ではない。
ブームがきては去っていく。
再び盛り返し、また終焉に向かってそうなタピオカドリンクなんかは女性を中心に盛り上がって再燃した。
こいつはもちろん口に入れるもの。
『女』で尚且つ『口』・・・素晴らしい。
しかしそんなに素直なもんでもないのではないだろうか。
なぜなら今どきは、インフルエンサーもさることながら、背景には、必ず仕掛け人がいるもんだろ。
『口』に入れるものではなく、出るものと考える。
『口を狙え』というのは、単に『口』に入れるものではなくて、人が『口』にするもの。
こう考えてみるのはどうだろうか。
- 噂になるもの。
- 口コミで広がっていくもの。
- レビューが付くようなもの。
- 賛否両論評価されるもの。
まず第一にこういった商品を目指すのが良いのではなかろうか。
その上で、ターゲットは女性。口に入れて消費できるもの。こういったものは副産物的についてくる商品。
狙うならこれだろ。
かの鬼滅の刃で沸いた2020年の秋頃。
まんまと僕は口に入れるものを消費していた。
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つまりこういう風に現代では『合わせ技』を活用しなければならないのではないだろうか。
メインのコンテンツ、商品があって、そこから派生させていく。
『女を狙え』と『口を狙え』を分けて考える必要性は・・・というより分けて考えているようでは勝算は立ちにくいのではなかろうか。
ハンバーガーで日本人を金髪に改造する。

この話をもって『口を狙え』の項目は締められているのだが、この話が非常に面白い。
日本マクドナルド社を創業した藤田 田氏の本当の思惑は、『日本人の体質』を変える事。
日本人が肉とパンとポテトのハンバーガーを、これから先、千年ほど食べ続けるならば、日本人も色白の金髪人間になるはずだ。
私は、ハンバーガーで日本人を金髪に改造するのだ!と本章では述べられている。
典型的な一民族一国家である日本。
こんな単純な国をコントロールできないような政治家や財界人では、世界制覇など夢物語にすぎないとまで言い切り、日本人が金髪になる時こそが、世界に通用するようになる時で、それまで一生懸命ハンバーガーを食べさせると語ってくれている。
あながち50年前の藤田氏の構想は間違っておらず、少しずつ進行しているのではなかろうか。
僕自身、最近の若者は。っていうにはまだ早いかもしれないが、実際に、10代の人たちをみてみると、体格や顔立ちが変わってきていると感じる事ができるだろう。
この10代の若者たちの親世代あたりでは既にハンバーガーは慣れ親しんでいるものであっただろう。
その子供たちは当然ハンバーガーを好んで食べる。
かくゆう僕自身もそうである。
もちろんバーガーは大好きだし、小学生、保育園に通っている我が子たちも、バーガーやポテトが大好きだ。
さらに下の世代に、もっと下の世代へと未来を掘り下げて見れば、いつの日か日本人も『金髪』になっているかもしれない。
藤田 田氏が企んでいる、世界で戦える日本人像に、少しづつ近づいているではないか。
結局よく分からなかった口を狙え。
- 口を狙え!馬鹿でも儲かる。
- 『口』は儲かると言っても難しい。
- ユダヤ人は『女』を扱うことが多い。
- ハンバーガーで日本人を金髪にする。
ごめん。
今回の内容は結局全然ピンと来なかった。
- 衣食住のうち、食が一番早いサイクルで消費される。
- 消費されたすぐにまたお求めになる!
- だからイイぞ!狙い目だ!
ってことなんだろうけどさ。
なんかマッチしてねぇ気がするんだわ今の時代では。
だいたいこんなコロナ禍の事など想定外すぎるだろ。
確かに、自分好みのサプリを開発して売ってみたいな!って思ったりもするけれど、ここでの意味とは少し違う気がする。
あまり『口を狙え』に固執しないほうが・・・・いいのかもしれない。
結局、稼げなかったのは、『全部やってないから』なんて言われるとなんかシャクだなぁ。
もう少し考えてみたいと思います。
とりあえず現時点での解釈と掘り下げはこんなところで・・・サーセン。
ギャランでした。
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本記事の執筆者は私、ギャランです。
言わずと知れた芸能人より芸能人。
中学受験・高校留年・就職・起業・出戻・結婚・離婚・再婚・愛娘の死・個人民事再生・不妊治療etc...
経験してから我がを知る。
バカは死ななきゃ直らない。なってみやがれこのバカに。
『パパの子どもで良かったな!』
いつまでもこう言われ続ける親父を目指しています。
オリジナルレイクスタとは僕の事。